【入荷案内】ロシアナラ 4.0m×幅広

2024.08.21

ナラ材

長さ4.0m×厚47mm×幅400~500程度

 

乾燥材ロシアナラを見つけたので思わず仕入。

現在流通している道産ナラに比べて目合良好。

木表側は無地がほとんどです。

 

4.0mの長材で、幅も広め

カップ反りも軽微です。

 

乾燥済みなので、すぐお使いいただけます。

 

薄めのスマートな天板使いや

特殊サイズの枠材にいかがでしょうか。

 

次の入荷予定が見えないスポット品です。

10枚くらいあります。

 

ご希望サイズでバラ出し可能です。

ご興味ありましたら、お気軽にお問い合わせください。↓

お問い合わせ

 

 

家づくりは色々様々

2022.08.31

プレカット材

9月の新築工事に向けて、大工さんが土場にやってきました。

建築向けの木材も昨年のような供給不足も落ち着いてきています。

(飯田市では基礎屋、足場屋がかなり忙しいようで、日程確保が難しいとのこと)

 

大工による手加工
塗装、溝堀、面取りなどは大工さんによる手加工です

プレカット工場で加工された材料が先週弊社に到着し、その材料の手加工・塗装の作業をおこなっています。

工務店様の大工さんは勿論、社長様自身も一緒に加工しています。

 

工務店様によって建築の仕様は様々。

今回手加工で入った工務店様は「真壁仕様」を標準にしています。

天井の梁桁も見えており、木材を全面に魅せる設計仕様です。

 

プレカット材
印字を目印に部材を組み合わせ

昔の話を聞くと、工務店へ依頼する人は知人が建てた家を見たり、

身近で評判のいい工務店を聞いて(今で言う口コミに近い)

どこで家を建てようか考えたそうです。

 

しかし、今ではWebサイトやモデルルーム見学での情報収集が大事になっています。

顧客への分かりやすさ、情報開示を求められてきてるのでしょう。

 

プレカット材
小口の加工

地域の工務店様もメーカー系に負けない様、独自の仕様を打ち出し差別化を図っています。

モデルハウスがある工務店様はまだ少ないですが、事務所をモデルルームの機能を兼ねていたり、

WEBサイトも洗練され、メーカー系に負けない作りとなり、住宅知識の浅い人でも特徴が分かりやすくなっています。

 

家づくりを考える際には、身近に工務店がいくつあって、どのような家づくりをしているか、調べてみてはいかがでしょうか。

理想の家づくりのアイディアがきっと見つかるはずです。

 

【模索中】長野県産カラ松の活用について

2022.02.07

カラ松 原木 長野県

「長野県産カラ松」の活用に向けて今年から動きます。

 

 

長野県民有林に植えられている割合が5割を超える樹種。

それがカラ松。

 

はっきりとした動きのある木目に、茶褐色の素朴な雰囲気を持ち合わせ、他の針葉樹には出せない表情をしています。

強度も高いことも評価されており、経年によって濃い色へ変わる様子も楽しめます。

色合い、木目、強度、経年の楽しみ等々、そして長野県産という地物という良さから、

設計士や建具・家具職人の方で「カラ松を使いたい」という声はよく聞きます。

カラ松 壁材

長野県産カラ松 壁材

 

そう。よく聞くのです。良くは聞きます。しかし、あまり活用されていないのが事実。

カラ松のいい話はここまでにし、ここからは少し、カラ松の難しい面に向き合います。

 

 

①ネジレ、曲がりの多い木

カラ松は旋回しながら成長する木です。

そのため、板材や角材になってもネジレが発生しやすいという欠点を持っています。

それも昨今の乾燥技術の発展で、ネジレをある程度抑えることはできました。

しかし、細い部材にした場合は曲がったり、ネジレてしまうことが多々あります。

3年ほど前に弊社で建具用途のカラ松を納品した時もこういった問題は起きました。

昔カラ松を使った職人さんからは、カラ松を使うのは難しいと言われてしまうのも事実。

 

 

②ヤニ(油分)の多さ

カラ松はヤニを多く含む木です。

ヤニがあるからこそ、粘りもでて耐久性の高い性能がでると一般的に言われています。

しかし、内装に使う場合はそれが欠点となってしまいます。

板に触るとべたつく、ヤニがくっついて引き出しが開きづらくなるなどなど。

杉や桧にもヤニはありますが、カラ松は比にならないほどの量のヤニを持っています。

そのため、脱脂したものでないと内装向けには使いづらい欠点があります。

 

 

他にも節の多さ、目細の良材が少ないことなどの問題もあります。

 

全てが悪い訳ではなく、適材適所でうまく活用できる木です。

しかし、設計士や建具・家具職人の方の声に答えるにはこれらの問題を解消しなくてはなりません。

 

何よりも家具や建具などになったカラ松を見てみたいという私自身の思いもあります。

どうなるやら。どうにかします。

 

 

 

【製品紹介】デックスウッド 羽目板

2021.09.13

デックスウッド 施工例

【製品紹介:デックスウッド 羽目板】

外壁材には窯業系が主流の中で、無垢材をご採用頂きました。

今回採用されたのは「デックスウッド 4m×18mm×120mm  実加工有」です。

デックスウッド 4m×18mm×120mm 本実加工 

デックスウッドというのは、熱と水蒸気だけの高圧乾燥技術「サーモウッド処理」で乾燥された材です。

サーモ処理によりタンニンが濃い茶系に変色し、高級感のある素材としてお使いできます。

さらに、この乾燥によって絶乾状態になっているデックウッドは寸法安定性が抜群です。

サウナや外部デッキといった環境にオススメの製品です。

デックウッド施工例

今回は、お客様で塗装してもらい外壁に使用されました。

通常12mm厚の板材ですが、今回は工務店様の希望で特注で18mm厚にしました。

当現場はイペをデッキ材に使用されてるため、デックスウッドの色合いが相性が良いです。

杉・桧・米杉から新たな選択肢にデックウッドいかがでしょうか。

御見積や資料依頼等ありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

https://naru-moku.com/contact/

デックウッドは羽目板材以外に内法・家具向けの板からデッキ向けの規格まであります。

板材はまたご紹介しようと思います。それではまた。

デックスウッド 20mm厚 板材使用家具