長野県建具協同組合 展示会に出展してきました
2021.10.08

7月に行われた展示会が今月も開催されます。
出展材は、スプルス・もみ・ピーラ・杉・桧・ペルポックというラインナップ。
定番材、低価格材、今年国内入荷が激減した材、高価格帯の上物材とバランスのよい布陣。
中々のベストメンバーでは無いかという代表メンバーです。
さて、材料の高騰が一般層にも広まってきての開催。
各問屋も今までと違う価格のものが並ぶようになってきました。
各建具屋さんはモノがあれば買い急ぐというよりは、
先に必要なものだけ買っていくといった雰囲気。
要るものは買う。要らないものは買わない。
当たり前の様に聞こえますが、案外そういうものじゃなかったのが、この業界。
その話は今回ご割愛。

前回7月と比べ、商社の話を聞いていると入荷はまだ厳しいとのこと。
というよりは、現地の価格が高すぎて買えない状況が続いている様子です。
建具店でよく使われるスプルスは、原木の入港ペースが遅くなったように感じます。
4月入って、次に7月。その次が秋頃だったのが年末年始頃とも言われ始めています。
入荷予定だったものも1か月、2か月遅れることがまだまだあります。

次の展示会はコロナの状況次第ですが11月開催予定とのこと。割と直ぐ。
売れた後に補充が出来る材か、流通が少なくなっているから持っておきたいと思われる材か。
今までと違う視点で出品材を決めなくてはいけなくなりました。
これから使いたいと考えている方に見つけてもらえること、
妥当なお値段でお届けできることを大事にしていきます。
※今回は10山持っていき、その内の8山が建具屋さんに使って頂けることになりました。
高単価なもの、用途が特殊なものがのこってしまいました。またの機会に。